代表メッセージ

【社員1人ひとりがアーティストという気持ちで挑んで欲しい】

 池田屋は、『映像の仕事がしたい』と云う純粋な気持ちから始まりました。
正直なところ、会社としての知識もノウハウも無く、全くの手探りの状態でした。
とはいえ、会社組織としている以上、供に映像の仕事に携わる社員たちの生活も考えなければなりません。
社員の生活もあり『皆が納得出来る仕事そして給与』を理想に掲げ邁進して来ました。
社員とはいえ個人個人がアーティストです。映像を極める為に貪欲に突き進んで欲しいと願っています。
製作者側に認められる事が会社への貢献になるのは勿論の事、個人の映像技術の向上が社会貢献に繋がって行くものと考えております。

【全ての映像作品の依頼を手がける会社】

 会社としては映像の依頼があれば、全てお受けすると云うスタンスです。
今まで携わってきたもの全てがメインであって、ジャンルに拘る事ははありません。
ですから、「ドラマが撮りたい」「映画を撮りたい」「MVに携わりたい」といった方が入社すると、実際に撮りたかったものだけでなく、あらゆる分野を手がける事に対して自分が望んでいたジャンルと違うと思う事があるかもしれません。 1つのジャンルだけに拘るつもりは無く、全てに対応出来るカメラマンが池田屋Madeです。

【人間性を磨くことで指名されるような人材へ】

 池田屋ではカメラマン・VEの、指名での依頼を重視しています。
個人が認められるような状況になれば、何らかの形で還元できるような制度を導入しています。
「指名を受ける」と云う事は本人の努力です。
実際に指名されるには、監督にものすごく気に入られる度量、器量を身につける事が必要となってきます。
カメラ技術の上手い下手よりもどれだけチームワークを作れるかといった人間性の方が重要です。
CAとして働いてまだ入社後の経験が浅くても、指名されたら会社として断る理由はありません。
実際に、指名をきっかけとしてカメラマンデビューした先輩社員も多数います。

【画(え)を撮るだけではない面白さ】

 池田屋のメンバーは、カメラマンを目指して来ている人がほとんどです。
カメラマンとしてやりたいと思ったのならば、そこに行き着くまでに何をしないといけないのかを考え、色々な勉強をしてもらいたいと思います。
CAの時は、荷物を持ったり機材の準備をしたり撤収作業をしたりといった仕事がありますが、ただCAの仕事をするだけではなく、全てがカメラマンに成る為の勉強と考え、CAの為のCAではなく、カメラマンに成る為のCAだと云う事を忘れないで欲しい。
そして、 制作側の人達とどれだけ親しくなり、仕事の苦しさや楽しさを分かち会える様になる事も大切な仕事です。
カメラマンは画(え)を撮るだけではなく、人間を見るという面白さもある仕事なのです。
監督から『チームとして動く上で、君が必要だ!』と言われる様なカメラマン。
其れこそが池田屋の求める理想の姿です。

【社員を池田屋に染めるつもりはありません】

 自分なりの技術を身に付け、自分の求めたいものが出て来れば、会社に拘らずフリーとして卒業するのも良いと思います。
1人ひとりが自分の映像感覚を身に付けて、その上で個人でやるのではなく其々のクライアント、製作者に上手く寄り添っていける映像作りをして行けるよう目指して貰えればと思っています。
私が社員に求めるのは、自分なりの映像作りです。先輩の真似。他社の技術の模倣。様々な作品を研究してコピーする。何でも有り!
映像に於ける全ての事を吸収し独自の映像を突き詰めて、立派な映像マンに成って欲しいと思っています。